※2021年6月追記 昨今の半導体不足の影響を受け、タカラスタンダードのマグネットスピーカーが販売中止になってしまいました。とてもいいアイテムでしたので残念ですね。
今日伺った展示場に、住宅設備メーカーのタカラスタンダードから発売されている、マグネットスピーカーのデモ機がおいてありました。
ちょっと使わせていただいたので、そのレビューをしていきます。
マグネット(どこでも)スピーカーとは?
MG(マグネット)スピーカーとは、スピーカーの裏にマグネットが付いている商品です。
なんでマグネット?
って、思った方も多いハズ。マグネットということは鉄板にくっつくということです。
この続きを話す前に、タカラスタンダードの特徴であるホーローパネルについて説明します。
ホーローパネルとは?
ホーローとは、鉄板にガラス質を高温で密着させたものです。
タカラスタンダードのパネルや、鍋、その他部材にホーローは使用されています。
特にタカラスタンダードのホーローは、基材である鋼材に凸凹をつけ(目に見えないレベルですよ)ガラス質との密着を向上していますので、ちょっとやそっとでは割れたりしません。非常に丈夫です。
ホーローの利点は
・ガラスですので、水や熱、匂いに強い
・汚れや湿気に強い(汚れてもサッと拭き取れます)
・傷に強い(金属タワシでゴシゴシしても傷つきません)
このような部材ですので、水回りにぴったりなんですね。
ですので、タカラスタンダードでは浴室のパネル、キッチンの扉、キャビネット、洗面台などに多く採用されています。
で、話は戻りますが、基材が鉄板ってことはマグネットがくっつくのですよ。
タカラスタンダードからは、このマグネットを使用した多くの小物アイテムが発売されています。
その中のマグネットスピーカーが、今回ご紹介する商品です。
マグネットスピーカーの仕様
このマグネットスピーカーはスマートフォンなどとBluetoothで無線接続し、音楽を視聴します。
電源は充電式です(micro USB端子で充電です)
充電ケーブル、ACアダプターなどは同梱されていません。本体のみです。
どこの家庭にもmicroUSBケーブルと、何かしらのUSBアダプターがあるかと思いますので付属していなくても問題はないでしょう。
もしなければ百均でも売ってます。
マグネットスピーカーの音質
さっそく、iPhoneでBluetooth接続させてもらい、音楽を聞いてみました。
もちろん、タカラスタンダードのユニットバスの壁にくっつけた状態での視聴です。
第一感想 う〜〜ん・・・悪くはないけど決して音質がいいスピーカーではない。
これが正直な感想です。
低音は出ていません。ズンドコはしません。ですが、あまり低音が強くないほうが、浴室でゆったり音楽聴く分には疲れなくていいのかもしれません。
なるほどね〜ってユニットバスの壁からスピーカーをとってみると、
何じゃ?こりゃ!
ってくらい音が悪くなります。スカスカの音です。(タカラスタンダードの方、すいません!)
これって密閉されたユニットバスの壁に音が反射して(拡幅されて)それなりの音が出ているんですね。
ですので、壁にくっついいてなければ、かなり残念な音質です。
正直、そこらへんで2,000円程度で購入できるスピーカーのほうが、かなりマシです。
改めて壁にくっつけてみると、なるほど〜。まぁ音質を求めなければ悪くはないですって感じです。
鉄板であればどこでもくっつく
マグネットですので、例えばタカラのホーローキッチンパネルを採用したキッチンでもくっつけて使用できます。
ホーローであれば、キッチンや洗面台の扉でもOK!
それほど音質にこだわらい方であれば、デザインもまぁまぁかっこいいし、防水だし、使い勝手はいいのかもしれません。
また、このスピーカーではないですが、ホーローを生かしたマグネット小物は非常に便利だと思います。
タカラスタンダードのユニットバスやキッチンを採用された方は、ぜひこのマグネット小物をご採用ください。
※すいません、私が記事にするまでもなく、タカラスタンダードのショールームアドバイザーの方は、このホーローのうんちくをこれでもか!ってくらい語ってくれます。気になっった方はショールームへどうぞ。
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