ローコストでそれっぽく見せた和モダンな平屋 住宅の間取り

今回ご紹介する間取りは、なるべくコストをかけないけど和モダンテイストに仕上げた平屋です。

延床面積 68.73㎡(20.79坪)の2LDKの平屋です。

目次

平面図 間取り

テーマは和モダンです。

この間取りのポイントは中央にある3畳の収納部屋。

パントリーに使ってもいいし、収納に使用してもいい。

家の中央にあるから家中で使うものをしまい込める家の中央倉庫といったイメージでしょうか?

洋室は6畳の部屋が二つですので、夫婦で住むとかの二人暮らしを想定しています。

洗濯物を室内干しにできるように洗面所を広くしてあります(3畳の広さ)

平屋ですからベランダがありません。洗面所で室内干しするような方はこのくらいの3畳以上の広さがないと厳しいです。

リビング

どうでしょうか?

和モダンな雰囲気に見えるLDKです。

和モダンであれば、なにか造作をして(天井を勾配にするとか、化粧梁をつけるとか)雰囲気を高めたいものですが、なるべくコストをかけないため、そういったものは設置しておりません。

しかし、まっ平らな天井では寂しい部屋になってしまいますから、キッチンエリアのみ10センチ天井をさげ、天井に変化をもたせました。

その低い天井部分は木目のクロスを張ることにより和モダンな雰囲気を醸し出しています。

モダンテイストになるように、窓枠や建具枠の色はホワイトにしましょう。

建具と床、家具などを明るい木目カラーで統一し、スッキリとした和モダンテイストに仕上げます。

ちょっとしたアクセントに、対面キッチンのダイニング側の壁紙は藍色のもので特徴づけています。

照明にも凝りたいところですが、これもなるべくコストをかけないため、ダイニングのペンダント照明のみ和モダンな照明器具としています。

キッチンの扉も明るい木目カラーで統一しました。

和モダンであれば真っ白な扉でもいいでしょう。

寂しい雰囲気と、のぺーとした部屋にならないように、黒いサッシ枠で空間を引き締めています。

部屋が明るすぎると感じる方は、明るい木目カラーでなくもっと濃い木目カラーでもいいでしょうが、赤っぽい木目にするとアジアンテイストになってしまいます。

和モダンのテイストでまとめるのであれば、LIXILのラシッサSシリーズでは クリエペール色かクリエダーク色でしょう。

玄関

この間取りでは玄関及びホールに窓がありません。よって玄関ドアにガラスが入ったものを選ばないと、このような暗い空間になります。

正面の壁にはエコカラットを張ってあります。(LIXIL エコカラットプラス たけひご グレー色)

エコカラットとは、LIXILから販売されている調湿性と脱臭性に優れたタイル状の建材です。デザインも様々なものがあり、インテリアに合わせたデザインを張ることにより空間に程よいアクセントをプラスできます。

エコカラットはその優れた脱臭性により、玄関などに施工することにより靴の匂いなどの嫌な要素を抑えてくれます。

エコカラットはデザイン性にも優れ、それほど金額も高くありませんから、玄関やトイレあるいはリビングなどの居室の壁に張ることもおすすめします。

天井にもLDKと同じ木目カラーのクロスを張り、家全体の雰囲気を統一してあります。

外観

コストのかからない屋根形状は、この画像のような片流れ屋根か切妻屋根です。

片流れ屋根の場合、屋根勾配がきつくなると屋根の上の方はかなりの高さとなり、外壁面積が多くなってしまいます。そうすると屋根ではローコストだけど外壁工事でコストがかかり、結局コストのかかる建物になってしまいますので注意しましょう。

家の左右方向の長さにもよりますが、家全体のコストを抑えるためには概ね2寸勾配か高くても3寸勾配以下の屋根勾配としましょう。(あまりゆるい勾配だと家が安っぽく見えます)

また軒の出の寸法も600mm位あると和の雰囲気になります。あまり短い軒の出(300mmとか)だと、これも安っぽい雰囲気となってしまいます。

外壁はサイディングです。使用した材料は下記のサイディングです。

黒い部分 ニチハ モエンエクセラード16 MG Vシリーズ リーガストーン張V EFX3457 

白い部分 ニチハ モエンエクセラード16 MG i-cube アルモニ EJB8523

白い部分の外壁材 アルモニはちょっとだけ高いサイディングですが、貼る面積が少ないのでそれほどコストアップにはつながらないでしょう。(面積が多い黒い部分は一般的なグレードでコストを抑えてあります)

破風(屋根の先端部のことです。画像の木目色の部分です)と軒天は、室内に使用している木目カラーと同じような色合いを使用し、外観と内観の雰囲気を統一します。

このような木目カラーの破風材や軒天材はニチハやKMEWから選ぶことができます。

玄関はLIXIL エルムーブ2 L12型を当てはめてあります。

屋根の材料はガルバニウム鋼板のタテ平葺きです。(3寸勾配以下の屋根の場合、瓦ですと雨漏りに繋がりますから施工できません(一部の瓦材で3寸勾配対応の商品がありますが))

この画像を見て、ん!?太陽光発電システムを設置するとコストアップになってしまうのでは?と思った方もいるでしょう。(ちなみにこの画像の屋根では7kw以上の発電出力がある太陽光パネルの枚数がのっています。7kwあると結構発電の多い太陽光発電システムとなります)

しかし、今は実質0円で手に入る屋根貸し設置の太陽光サービスがあります。

これは字の通り、業者がお客様の屋根を借りて太陽光発電システムを設置し、その発電で業者が利益を得て、決められた期間(10年)が過ぎるとその太陽光発電システムは無償でお客様に譲渡する、お客様は実質0円で太陽光発電システムが手に入るサービスです。

さまざまな業者がこのような屋根貸し太陽光発電プランを展開しています。

例えばLIXILでは建て得バリューという名称です。(しかし、このLIXILの屋根貸しシステムはあまりおすすめしません。この屋根貸しサービスはまた別の記事で特集したいと思います)

まとめ

建物の建築コストをおさえて、それっぽい和モダンテイストの平屋にするためには

  1. なるべく平面図上で見たときに凸凹の少ない四角形状の形の間取りにする
  2. 屋根はゆるい勾配の片流れ屋根か切妻屋根
  3. 使用する材料は標準グレード以下の物を使用し、色で工夫する
  4. 窓をなるべく小さい窓ですませる。大きい窓は必要最小限に。
  5. 室内の造作はシンプルにして凝りすぎない(色でアクセントを付ける)
  6. 凝った照明器具は必要最小限に(ダウンライトでコストを抑え、シンプルに)
  7. 大きな屋根を活かし、屋根貸し太陽光サービスなどを利用する

以上のことに注意して、住宅会社にプランしてもらったものを見てみてください。

エコカラットはお客様が自分でも施工できます。自分で施工すればもっとコストを抑えられ、自分でデザインした壁に愛着がわきますよ。ぜひトライしてみてください。

屋根貸しではない、自分で設置費を払い太陽光発電システムを設置したい方はコストを比較してみることをおすすめします。

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