玄関クロークとは、玄関から土間続きの収納のことです。今、土間というものが見直され採用されている方も多数いらっしゃいます。しかし、土間というだけではなく、そこに扉をつければ生活レベルが格段に上がります。面積小さい住宅でも大丈夫!たったこれだけのスペースでも十分に使えます!
玄関クロークの間取り
ひろーい間取りであれば、十分にいろいろなことができるでしょう。玄関クロークも十分にできるでしょうが、今回は少ない面積でも十分に使える間取りのご紹介です。
一般的な住宅の玄関はこんな状態でしょう。
靴が広がっておいてあり、まぁどこにでもある風景です。
急な来客で、「あら、やだぁ~」とか言いながら、下駄箱に靴をしまう奥様の光景が目に浮かびます。
その都度、下駄箱に靴をしまう習慣があれば別ですが、それは大変です。まぁだいたいの方はそのまま靴を脱いで家の中に入るでしょう。
しかし、この絵に写っている正面の扉の向こう側に玄関クロークがあれば、その問題は解決されます。
土間続きの玄関クロークが、ホールにもつながっている間取りです。
単独の玄関クロークでもいいんですが、このパターンであれば散らかった靴の問題を解決できます。
家族は玄関クロークを通って家に上がるようにするのです。そうすればいつでもすっきりした玄関。
当然玄関クローク内に下駄箱代わりになる棚を設置し、収納も兼ねた通路というイメージです。
どうですか?
ホール側から見ればこんな感じ。
扉の向こうではこんなふうに散らかっている状態でも、玄関自体はものすごくすっきり!
急な来客でも涼しい顔で対応できます。
学校の家庭訪問!、義理の親が急に来た!友達には汚いのは見せたくない!等々、さまざまな状況に対応可能です(実は散らかっているけど・・・)
しかし、家に上がられると、この状態がバレバレになってしまいますので、こんな感じにロールスクリーンを垂らしておけば大丈夫でしょう。
※すいません、画像ではロールスクリーンが途中で止まってますが、当然床まで届く長さをセットしてください。
「えっ!この向こうはどうなってるの?」って友達に言われたら全力で阻止してください。
ちょっとの工夫でさらに家は変わる!
上記の玄関クロークの間取りいかがでしたか?それほど面積に余裕がない間取りでも採用できるのではないでしょうか?
これだけでもいいのですが、壁紙の色もちょっと変化付けてみましょう。
どうですか?
玄関正面の壁を特徴のある柄にし、玄関クロークの扉をあまり主張しないようにホワイト色に、ロールスクリーンにアクセントカラーを持ってくるだけで、まったく違う雰囲気になります。
以前の記事でも投稿しましたが、色によって人が感じるイメージはぐっと変わります。家族のイメージカラーなんかで玄関を飾ってみてもいいのではないでしょうか?素材が同じクロスであれば、追加費用もないですし。
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