住宅外壁のコケやカビを激落とし!誰でも簡単にできる清掃方法

真っ白い外壁の家って憧れますよね?

でも、新築のときは真っ白い外壁でも日に日に汚れがついていってしまうと、一気に悲しい外観になってしまいます。

一昔前からサイディング材などには雨で汚れを流してくれる機能がついたものが発売され、今やほとんどのサイディングがこのセルフクリーン機能がついたものが施工されています。

しかし、雨で汚れを流してくれるセルフクリーン機能がある外壁材でも藻やカビなどの緑汚れは防げません。(KMEWの光セラなどの光触媒+無機塗装の商品など、防藻性能がある商品もあります)

塗るだけで緑汚れを落とせる!

今回は、なぜセルフクリーニング機能がある外壁材も緑汚れ(藻、コケ、カビ)が付くのか?またこの緑汚れがついてしまった外壁の清掃方法と、緑汚れの除去におすすめな商品をご紹介します。

目次

どうして外壁などが緑色に汚れるのか?

緑汚れは「藻やカビ」などの汚れです。

この藻やカビなどの汚れは適度な水分と湿度などの条件が整えば、外壁に関わらず様々なところに発生します。

一般的なサイディングは有機質の塗装で仕上げられており、その表面に胞子などが付着して藻などが発生します。

これに時々雨などがかかり、湿った状態になりやすい場所(建物北側の直射日光のかからない場所、日影の場所)に緑色の藻として増殖します。

水分が不足し日光が強くなるとオレンジ色になる場合もあり、黒くなったものは藻の死骸にカビが寄生した状態です。

藻とカビの違い

藻の特性

  • 性質 独立栄養タイプ
  • 水分 発生するには不可欠
  • 栄養源 光合成により増殖に必要な栄養を自分で合成できる
  • 空気 光合成と呼吸を行うため二酸化炭素、酸素が必要
  • 光 光合成するために必要であるが強くなりすぎると死滅する
  • 最適場所 直射日光の当たらない明るく湿った場所

カビの特性

  • 性質 従属栄養タイプ
  • 水分 湿度75%以上が適している
  • 栄養源 増殖に必要な栄養をほかの有機物に依存する
  • 空気 酸素が必要
  • 光 日光は必要としない。日の当たらないところでの生育には強い
  • 最適場所 日の当たらない湿った場所

つまり、一般的なサイディングの塗装は有機塗装であるため、カビの栄養源である有機物に該当し、日の当たらない湿った場所(建物北側面や窓下など)など条件が整った場所には緑色の汚れが発生しやすくなるのです。(これをある程度防いでくれるのがKMEWの光セラ(無機塗装)商品です)

セルフクリーン機能のある外壁材も緑汚れには敵わない

外壁のセルフクリーニング機能とは、排気ガスや土汚れなどの外壁に付着した汚れを雨水で落としてくれる機能です。

しかし、間違った認識の方が多いのですが、KMEWの親水コート、ニチハのマイクロガードなどの機能がついた外壁材では、これら藻やカビなどのいわゆる緑汚れも落としてくれる、つかないものと勘違いされている方が多いですが、これは間違いです。

各メーカーのカタログにも記載されていますが、外壁材のセルフクリーニング機能は藻・カビに対して十分な洗浄効果を発揮しませんとはっきり記載されています。

ニチハのマイクロガード品には防藻・防カビ材を配合し、発生を抑制していますと書かれていますが、それでも完璧ではありません。

藻やカビなどを取り除かないとどうなるのか?

これら緑汚れがあると、せっかくの建物の外観が台無しです。

特にシンプルモダン住宅などのホワイト系や淡色系の外壁材の建物では、かなり悲しい状態に見えてしまいますから、見た目的にも緑汚れは早々に取り除きたいものです。

しかし、そのまま放置した場合はどうなるでしょうか?

藻やカビなどは表面で増殖するだけで根を建物内部にまで伸ばすわけではありません。よって建物構造躯体には悪影響は与えませんが、外壁材の塗装表面の劣化を早めてしまうことに繋がります。

またコケなどが発生した場合は、なかなか厄介です。外壁材に根が張り、手で摘んでもぼりっと取れないほどになってしまうと、もうそのあたりの外壁材の塗装面はかなり痛みが進行してしまっています。

そうなるとサイディングなどでは基材自体の痛みまで進行してしまいますので、こうなる前にこまめな清掃をおすすめします。

苔が生えている画像

どうやって清掃すればいいか?

サイディング表面に藻やカビなどが見られたら、食器洗用洗剤などを使用して塗装面を痛めない柔らかい布やブラシで洗浄することが適切です。

  1. 食器洗い用洗剤を5倍~10倍程度に薄める
  2. これを使用して柔らかいブラシで外壁表面を洗浄
  3. 水で十分に洗い流す

洗浄するだけであれば、この手順で丈夫です。

専用クリーナーを使えば、あっさりキレイになり、さらにその後も再発を抑制してくれます。

食器洗い用洗剤で洗ってもいいのですが、外壁面の手の届かないところの汚れなどは足場などがなければ清掃することすらできません。

また、そのためだけに足場を組むのはもったいないですし、はしごや脚立などを使って高いところの清掃をするとなると、一般の方では危険が伴います。

しかし、緑汚れを除去できる専用クリーナーを使えば、比較的お手軽に緑汚れを除去でき、また伸縮するバーを使えば足場などがなくても高いところのメンテナンスができます(目より高いところの作業をする場合は、洗浄液が目に入らないようにゴーグルを装着するなどの十分な対策をしてから作業してください)

洗剤で洗浄する場合は洗う・水で流すという作業が必要ですが、この専用クリーナーでの作業は塗るだけ(スプレーするだけ)です。(汚れが強い場合は1~2週間後にブラシ等で汚れを落とす作業が必要です)

コチラの画像を御覧ください。

緑汚れのある外壁画像

白いサイディングの外壁ですが、かなり緑汚れが付着しています。この壁は北面に面しているためかなり緑汚れがついてしまっていますね。

この汚れも地面から4m以上の高さであるため、容易に洗浄できない場所でしばらくこの状態で放置されていました。

この外壁を専用クリーナーでキレイにします。

洗浄に必要なものはこちらです。

  • 専用クリーナー(今回はワンステップスプレークリーナーを使用します)
  • ローラー(百均で売っているような幅が狭いものだと作業が大変です。広い面積を洗浄する場合は175mm以上のものをおすすめします。使い捨てにすることを前提に万能用の安いもので十分です)
  • ローラーにつける伸縮棒(2mくらいまでしか伸びないものだと2階以上の高さの外壁の洗浄はできません。2階以上の高さを作業する場合は4mくらいまで伸びるものをおすすめします)
  • バケツまたは受け皿(ローラーに洗浄液をつけるのに使用します。よってローラー幅以上の大きさのバケツや受け皿が必要です)
  • 脚立(塗る場所が届かない場合に使用します)
  • ゴーグル(専用クリーナーが目に入らないようにするためです)
  • カッパなどの汚れてもいい衣服(ローラーで塗る際に洗浄液が飛び散ります)
  • マスク(専用クリーナーはちょっと匂いがします。苦手なかたは必要かも?)
  • ゴム手袋(手荒れなどを防ぎましょう)

以上の道具を揃えましょう。商品のご紹介は記事最下部に記載してあります。

洗浄に必要な道具
専用クリーナー

広い面積を洗浄する場合は、5倍希釈のものを使用したほうがいいです。局所的な場所を洗浄する場合はスプレータイプがいいでしょう。

この5倍希釈用の2リットル商品では、表面がなめらかな外壁で100㎡施工できます(凸凹な外壁では50㎡目安です)

バケツで洗浄液をつくる

5倍希釈用の原液をバケツに入れ、そこへ水をたして洗浄液を作ります。量はコップなどで測ればいいでしょう。(原液をコップ1杯に対して水はコップ5杯とか)

いきなり2リットル全てを使う必要はありません。少しづつ使用する分だけ使いましょう。

これをバケツの中で十分に撹拌します。

ローラーに伸縮棒をセット

ローラーの柄にローラー自体をセットします。ただ差し込むだけです。

ローラーを差し込んでいる画像

ローラーに洗浄液を付ける前に、伸縮棒をセットします。

通常の状態
最大に伸ばした状態

高いところを洗浄する場合は、ゴーグルなどを装着してください。

高いところを作業している画像

外壁面に洗浄液を塗っていきましょう

ローラーでゴシゴシする必要はありません。洗浄液を外壁面に塗っていく感覚で十分です。

ローラーに洗浄液がたっぷり湿っている状態では、上下にローラーを動かしたときに洗浄液が飛び散る場合があります。高いところを作業する場合は洗浄液が目に入らない、口に入らないように十分に注意してください。

これを繰り返して、汚れているところに塗っていきます。

この段階ではまだ緑汚れは取れていませんが、それで大丈夫です(多少、ローラー面に緑汚れがつきますが)

このあと、水で流すなどの作業は必要ありません。そのまま放置しましょう。

数日経つと緑汚れが取れて外壁がキレイになります

汚れが取れた外壁の画像

数日経つとと書きましたが、ある程度の汚れであれば、塗った日の翌日には汚れが落ちだします。

この画像も、午前中に専用クリーナーを塗り、その翌日に撮影した画像です。

ブラシでこするなどの作業は一切しておりません。

多少まだしつこい汚れが付着していますが、初めの画像に比べれば格段にキレイになっています。

汚れが取れない場合は、再度洗浄液を塗るか柔らかいブラシなどでこすればいいでしょう。(外壁塗装面を傷めないようにしましょう)

狭い場所、局所的な緑汚れにはスプレータイプが便利

スプレータイプであれば、作業はもっと簡単です。

スプレータイプの商品

スプレータイプで施工した外壁の写真です。

汚れがある画像

外壁の下のあたりに緑汚れがあります。こういったところだとローラーで塗るのは大変ですし、必要以上の洗浄液をつくるのはもったいない。

そこへスプレーでシュッシュッと吹き付けるだけでこのようにキレイになります。

きれいになった画像

光の当たり方で、ちょっと分かりづらいですが明らかに緑汚れはなくなっています。

1リットルのスプレータイプ1本では、表面がなめらかな外壁で10㎡施工できます(凸凹な外壁面で5㎡が目安です)

基礎などのコンクリート面でも効果は確認できました。

洗浄前の写真
洗浄後の写真

 

風がある日にスプレータイプで作業すると、洗浄液の飛沫がフワッと飛んできます。吸い込んでしまったり目に入ってしまっては大変なことになりますから、風のない日に作業しましょう。

注意事項

砂壁や漆喰などの壁ではシミやサビにつながることがありますので使用できません。

外壁はもちろん雨樋やウッドデッキ、格子やタイルなどに使用できますが、気になる場合は目立たないところで変色しないか試してみることをおすすめします。

また空気の流れが悪いところでは使用しないほうがいいです。結構匂いがあり、閉じこまったところで使用すると、かなりムセます(経験した私とすれば、かなり体に悪い感じがしましたのでご注意ください)

使用する場合は必ず商品パッケージの説明事項をよく読んでから作業してください。

商品のご紹介

専用クリーナー スプレータイプ(局所の汚れに)

専用クリーナー 5倍希釈用(広い面積の汚れに)

ローラー (広い面積の洗浄作業に)

ローラー(付け替えに)

伸縮棒 2mタイプ (手の届かないところなどの高い場所の作業に)

ゴーグル(目の保護に)

脚立(足の長さが調整できる伸縮式脚立が便利です)

2m以上の伸縮棒はネット上でも販売していましたが1万円以上の高額なものでした。私はホームセンターで1,500円ほどで購入しましたので、近所のお店を探してみてください。

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