なに?
「段窓排気ファン」って?
すいません。排気ファンとは換気扇のことです。
また、段窓(ダンソウ)とは、サッシとサッシを組み合わせて合体させ、一体のサッシとした窓のことを言います。
今回の記事で取り上げる「段窓排気ファン」とは、サッシと排気ファン(換気扇のこと)が合体したサッシのことです。
- 外観がスッキリする
- 外壁への汚れ付着の部位を少なくする
- 雨漏りのリスクを軽減する
- お手入れが簡単
なにやら良さそうですね。
では段窓排気ファンの詳細をご紹介します。
段窓排気ファンは外観がスッキリする
一般的に、トイレに付いている換気扇の外観はこのような状態です。
あまりにも一般的ですので、この写真に誰も違和感は感じないでしょう。
当たり前ですが。
でもね、この一般的な外観をよく覚えておいてください。
では、段窓排気ファンの外観です。
おお!スッキリ!
外壁への汚れ付着の部位を少なくする
排気口出口のこんな状態を見たことありませんか?
雨漏りのリスクを減らす
言ってみれば、換気扇の出口というものは壁に穴を開けている状態。
建物から雨の侵入を防いでくれる壁に穴を開けなければなりません。(サッシもそうですが・・・)
窓は仕方ないとしても、その外壁に穴をあける場所を極力少なくすることは、雨漏りのリスクを減らすことに繋がります。
お手入れが簡単
この段窓排気ファンですが、とっても簡単にお手入れが出来るようになっています。
まず、室内から見るとこんな感じです。
窓の上にある四角い物体が段窓排気ファンですが、その正面のカバーを開けると、さらにカバーで隠された排気ファン本体がでてきます。
で、さらに左右のファンの上にあるカバーを外すと、ファンが見えてきます。
この状態で気付いた方は鋭いですね。
そうなんです。この段窓排気ファンはプロペラファンではなくシロッコファンなんです。
シロッコファンのメリットは、プロペラファンに比べ騒音が少ない事と捕集性能が高い事です。
外したファンは、簡単にお掃除できます。
で、お掃除が終わったら、逆の順番で簡単に戻せます。
外観はスッキリ!でも内観は・・・
段窓排気ファンは、シンプルモダン住宅の外観をよりスッキリさせる為に一役買ってくれます。
でも内観は、正直言って大ボッたい感じが強く、人によって好みが分かれるのではないでしょうか?
また騒音に関しても、一般的なプロペラファンに比べ、ものすごく静かというわけでもありません。薄っすら動作音は聞こえます。比べてみて「若干静かな?」っていうくらい。
しかし、どんな住宅にせよ、雨漏りのリスク軽減とお手入れ性の高さは嬉しいことでしょうから、LIXILのサッシを採用する予定の方は検討してみてもいいのかもしれませんね。
ちなみに、この段窓排気ファンはLIXILのサーモスⅡ-HとサーモスLのサッシに取り付けることが出来ますよ。
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