ピ○ーラよりもド○ノ・ピザのほうが好きな、建築士のmakotoです。
自宅で焼きたてのピザを食べたくて、ピザ窯のDIYに挑戦してみました。
と言っても、今回挑戦したのは誰でもできる「部材を置いていくだけ」のピザ窯の作り方です。
この「部材を置いていくだけ」のピザ窯の作り方は超簡単です。設置するスペースと材料さえあればだれでも出来ます。
作業時間は約10分。マジで10分で設置完了。
これで、自宅で焼き立ての美味しいピザを楽しめます。
しかし!
窯を作るのは超簡単であっという間の時間で出来ますが、「ピザを焼くまでの工程とピザを焼いている最中のやってはいけない事」を知らないと、ピザを美味しくいただけません。
今回、自分でDIYしてピザを食べてみてわかったことがいくつかありました。
- ピザを投入する前に窯の中の温度を十分に高くする
- ピザを焼いている最中は木炭などの燃料をなるべく触らない
ピザ窯のDIY 「置くだけ」で超簡単
まずは部材を用意しましょう。
- 耐火レンガ(大きいものと小さいもの)
- 耐火レンガの平板
- コンクリートブロック
今回の方法で出来上がるピザ窯はこんな感じです。
コンクリートブロックを敷き並べる
今回使用したコンクリートブロックは厚さ15cmのものですが、12cmのものでも十分です。
これを平らに敷き並べます。
耐火レンガを隙間なく敷き並べる
次にコンクリートブロックの上へ平らに耐火レンガを隙間なく敷き並べます。
耐火レンガを積み上げて壁を作る
レンガ3段目の壁に空気の入口を作る
この部分に薪や木炭などを置いて燃焼するのですが、そのためには十分な空気がは入る入口がなければなりません。
よって後ろのところに空気の入口となる隙間を開けながら3段目のレンガを積み上げます。
燃焼室の天井を作る
3段目のレンガの上に耐火レンガの平板をおきます。
このときに、全てを平板で塞ぐのではなく、燃焼室から上のピザを焼く部屋へ空気が通じる通路を作ります。
後ろからみるとこんな感じ。
ピザを焼く部屋の壁を作る
一番上に耐火レンガの平板で蓋をして完成!
最後に、一番上に耐火レンガの平板で蓋をするように置いて完成です。
特殊な工具は一切使用していません。
ただ部材を置いていくだけですので、誰でも簡単に設置できますね。
ピザを美味しく焼くコツ!
ピザを美味しく焼く為には、
「窯の中の温度を十分に高くする」
これが重要です。
初めは、燃焼室に薪や木炭を入れてひたすら「何も考えずに窯の温度を高くする」ことに専念しましょう。
私は窯の中の温度を測る温度計など持っていません。よって「もういいんだろうか?」 と思い、手を突っ込んでみたりしましたが、イマイチ適温なのかわかりません。
結局、試行錯誤してわかったことは、
- 十分な温度になるまで1時間は燃焼を続ける必要がある
- 側面の壁のレンガが、余裕で素手で触れるようではまだ温度が低い
- 一番上の天板が「熱い!」って思えるくらいまで燃焼し続ける
温度計を持っていない方は、上記の内容を目安に燃焼してみてください。
ピザを投入!
私は厚手のアルミホイルの上にピザを置いて窯の中に投入しましたが、あとで気づきましたがやっぱりピザ窯に投入するための道具があったほうが間違いなく良いです。
なぜなら、窯の手前のほうでは温度が低く、なるべく奥の方へピザを持っていきたいのですが、十分に熱くなった窯では熱くてとても置くまで突っ込めません。よって十分な長さのあるピザピールを準備することをおすすめします。
十分に熱くなっている窯では、約5分くらいでピザ裏面に焼き目がつきだします。
チーズの溶けぐあいや裏面の焦げ具合をチェックしながらピザを焼きましょう。目安は10分前後くらいです。
ピザを焼くだけではもったいない!
ピザ窯は「ピザを焼くだけ」ではもったいないです。
ピザを焼き終わっても、まだ木炭が残っていますから、せっかくですので他の食材も窯の中に投入してみましょう。
手軽にサクッと試してみるには、こんな物を焼いてみるのがおすすめですよ。
- 焼き芋
- 焼き魚
- 焼きマシュマロ
- 焼きバナナ
「焼きいも」は30~40分くらいで十分に焼けます。「焼きマシュマロ」はほんの数秒で焦げ目が付きます。
ピザ窯を使って焼けば、どれも焼きたてがすぐに楽しめます。ピザを焼いている間に他の食材を楽しむのもいいですね。
[sitecard subtitle=関連記事 url= https://archikoto.com/kyuujitu/outijikann=]
自分で組み立てるのはメンドクサイ!出来上がったピザ窯は無いのか?っていう方はコチラをどうぞ。
コメント