ナチュラルな建物からモダンな建物まで幅広く大好きな、建築士のmakotoです。
建物の印象を大きく左右する外観ですが、前回の記事でも書いたとおり、家の玄関前などにちょっとした門柱があるだけでもその印象は大きく変わります。
今回はモダンテイストな建物の門柱に好印象を追加してくれる、ちょっとしたアイテムをご紹介します。
それは、
東洋工業「FLOOT CAP」
ネーミングから想像できるかもしれませんが、ちょっと浮いた感じなデザインになる商品です。
金額もそれほど高くないですし、施工も簡単ですから職人さんも嫌な顔をしないと思うけどなぁ・・・。
ただの笠木じゃつまらない
壁上になった物体の一番上の部分、蓋(フタ)のような役目をする部分を建築的に「笠木(かさぎ)」と言います。
別になくたっていいんですが、雨仕舞のためとか壁面につたわる雨水を少なくすることで雨汚れを抑える目的もあります。
昔は板金職人さんが鉄板を折って蓋状のものを製作していたものです。しかし現代ではさまざまな商品が発売されており、門柱用の笠木もデザインが異なる商品がたくさんあります。
で、今回ご紹介するのは東洋工業から発売されている「FLOOT CAP」という商品。ネーミングから想像できる通り、浮いた感じに施工できる笠木なんですね。
この商品自体は数年前から発売されていましたが、ひさびさに現場にて施工してみたら、やっぱり「かっこええ!」って思うんですよね!
施工方法はFLOOTCAPを固定金具で門柱にビス留めするだけですね。一本が2m20cmの長さがありますから、大概の門柱には継ぎ目なく施工できるんじゃないでしょうか?
フロート感がいい感じ!
「一枚の金属の板」が浮いているように見えるのがよくないですか?掃除がめんどくさそうじゃない?とか言っちゃだめですよ!
こういうのはデザイン重視ですから。
門柱の裏から照明なんか当てればグッと素敵な感じに見えますよね。
ブラックとシルバーの2色がありますので、建物や門柱のデザインに合わせて選んでみてくださいね。
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