iPhoneカメラ一筋人間がミラーレス一眼(ZV-E10)を使って感じた4つの違い

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確かにiPhoneで撮影する写真はキレイです。一般人が普通に見る分には不満などほとんど無い、とても綺麗な撮影をしてくれます。

iPhone12ProMax 広角レンズでの撮影

でもねぇ〜、私は騙されていました。iPhoneの画像処理技術に騙されていた、洗脳されていたんです(大げさですが)

ひょんな事から購入することになったミラーレス一眼。こいつで撮影した写真を見たときにこう思いました。

「あれ?iPhoneで撮った写真となんか雰囲気が違う・・・」

なんていうか味があるというか、その場の雰囲気が伝わるというか、実際に見ている光景に近いというか。iPhoneの写真は「キレイに創られた写真」って言う感じがしたのです。

当然ですが写真は綺麗に撮れてナンボです。iPhoneは誰もが満足のいく写真をいとも簡単に撮影できます。

その「キレイ、簡単」だけで満足していた私に、ミラーレス一眼で撮影した写真を見たときは「本当の写真とはこういうモノだよ」と言わんばかりの強烈なパンチをくらった感じです。

それがプロが使うようなフルサイズ一眼でなくても、初心者が購入するようなお手頃ミラーレス一眼でも感じたのですから。

この記事ではiPhoneカメラ一筋10年以上の私が、お互いの写真の比較と共に、なぜ「iPhone以外のカメラ」を購入したのか?と、ミラーレス一眼カメラ「SONY ZV-E10」を使って感じたことを書いてみます。

建築士makoto

iPhone14シリーズが発売されていますが、私はこの14シリーズをまだ所有しておりません。
この記事は二世代前のiPhone12ProMaxとの比較で感じた内容ですのでご了承ください。

目次

写真の比較

早速ですが、iPhone12ProMaxとZV-E10で撮影した写真の比較をしてみましょう。

まずはiPhoneで撮影した写真です。

iPhone12ProMax 広角レンズでの撮影

まぁ、綺麗です。普通にキレイ。

次にZV-E10で撮影した写真です。

ZV-E10 キットレンズ 広角端16mmでの撮影

色味がかなり違うのは置いておいて、一番違うと思うのが右側の光が入って照らされている床部分。

iPhoneで撮影した写真ではこの床の部分がかなり明るく、床の模様がわからなくなってしまっています。

しかし、ZV-E10で撮影した写真ではしっかりと床模様が見える。そして全体的にナチュラルな感じ。

標準で付属しているキットレンズですから高い描写力は期待できません。よってパキッとした感じでは無いのだけれども、iPhoneの写真が余計に「作られた感」を強く感じてしまいます。

人の目で見比べた時に、おそらくiPhoneで撮影した写真のほうがキレイと思う人が圧倒的に多いハズ。でも雰囲気があるのはZV-E10の方ではないでしょうか?

私のiPhoneカメラ歴と14シリーズ購入取りやめ

私は、日本で発売された初代機「iPhone3GS」からiPhoneを使い続けています。

この機種が発売されたのは2009年の夏。もう、かれこれ13年も前のことなんですね。

それまでは「写真を撮る」といえばフィルムカメラでした。2009年以前でも、シャープが「写メ」を売りにしてカメラ付き携帯を発売してはいましたが、このカメラの画質はとても褒められたものではないお遊び程度のものでした。

デジカメも発売されてはいましたが購入するまでには至らないものでした。

よって、旅行に行った際の記念写真や仕事で撮影しなければならない現場写真などはフィルムカメラを使用していたんです。よく現場にカメラを持っていくのを忘れて、近くのショップで「写ルンです」を購入したのをよく覚えています。

そんな時代に発売されたのが「iPhone3GS」。

正直言いまして、3GSのカメラも褒められたものではありませんでした。フィルムカメラから乗り換える気には到底ならないお遊び画質でしたが、写メ携帯にはできないアプリによる加工などが新鮮で夢中になって写真を撮りまくりました。

そんなiPhoneも世代を重ねるごとにカメラが進化し、iPhone5くらいからは「通常」時の使用にも十分に耐えられる画質になり、iPhoneすげ〜!って思ったものです。

私は、iPhone5以降、ほとんどすべての写真撮影をiPhoneに移行し、現場写真ですらiPhoneでの撮影にしてきました。

この頃には、いわゆるコンデジと言われる性能のいいカメラも多数発売されていて、またミラーレス一眼や一眼レフカメラなどの高級機もあり、いい写真を撮影するためには数多くの選択肢があったにも関わらず、iPhoneカメラ一筋で10年以上だったんです。

iPhoneで十分だよ!、なにもそんなバカでかい一眼レフなんて使わなくたって十分に綺麗だぜ!、どんな所でもキレイな写真がiPhoneなら撮れる!、って感じでひたすらiPhoneカメラを使い続け、世代ごとに進化するカメラ性能に洗脳されてきたのです。

そして、2022年9月にiPhone14シリーズが発売される事になり、当然ですがiPhoneカメラ信者である私も購入するつもりでした。

なぜ新しいiPhoneが欲しいのか?

ぶっちゃけですよ、私が14シリーズを欲しかった理由は「カメラ」だけです。

14シリーズの形は、私が持っている12シリーズとほぼ同じ。常時表示ディスプレイやノッチが小さくなった(ダイナミックシールド)等の進化はありますが、古い機種でもOSを更新してしまえば最新機種とほとんど同じことができるのがiPhone。

それが売りって言えばウリだし、安心して購入できるポイントの一つでもありますが、それができるが故にイマイチ購入意欲にはつながらないのが本音ではないでしょうか?

しかし今回の14シリーズはカメラが大幅に進化しています。

全ての画角で使用できるわけではありませんが、4800万画素になり、センサーサイズも大型になった。

形は同じだったとしても、iPhoneカメラ信者の私とすれば購入するしかありません。

この時はそう思っていました。

でも、「それだけ」

予約開始当日にApple Store画面を開きながらこう思いました。

そんなにカメラカメラっていうなら「カメラ」を買えばいいじゃない?

確かにそのとおり・・・。どちらにせよ、決して安い買い物ではないし。

特に様々な影響によって値上がってしまったiPhone。

私が狙っていたのはiPhone14ProMaxの512GBモデル。このモデルの価格は約20万円です。20万円ですよ!

あとワンクリックすれば購入完了するとこまで行きましたが、やはり20万円という価格と、言ってしまえばカメラの進化くらいしかない機種(いまだにLightning端子だったし)であるし、それならばやっぱりカメラを買うかな?となり、発売日に到着できる予約画面をあっさり閉じました。

ミラーレス一眼「SONY ZV-E10」を購入

Apple Storeを閉じて開いたのはカメラのオンラインストア。

去年発売されて気にはなっていた「SONY ZV-E10」。これを購入する為です。

メーカー的にもこの機種は動画機と言っている通り、V-LOGなどを撮影する人向けに開発されたミラーレス一眼です。

動画をそれほど撮らない私には他の選択肢も十分にありえましたが、やっぱりフルサイズ一眼などの大きくて重たいカメラは使わなくなるのが見え見えだし、それならばAPS-Cセンサーではあるけれども軽量でコンパクトなα6000シリーズなどの機種でもよかったのですが、やはり最終的に考えたのは「価格」です。

先日、SONYのシネマライン機の新機種「FX-30」が発売されましたが、こいつはカメラ初心者にはとても手が出せない高級機です。

そして、まだこの段階でもiPhoneカメラ信者であった私。カメラ単体に10万円ほどだとしても、これだけのお金を使うのはちょっとだけ勇気のいることでした。

ZV-E10は新品購入でも約8万円です。

SONYでなくても他のメーカーもあるのでは?とも思いましたが、SONYのEマウントは交換レンズがサードパーティーメーカーからもたくさん発売されているし、6月に本家SONYからAPS-C用レンズが3本も発売されているとなれば、他メーカーのカメラは選択肢に入りませんでした。

また、いくら動画機と言っても中身はα6000シリーズと同じです。違いはファインダーが無いくらいですから、もうこれに決定です。

Apple Storeの画面を閉じてから10分後には「ZV-E10」の購入完了。

商品の到着は翌々日。

そして、ここから私の「iPhone以外でのカメラ小僧生活」が始まります。

「自分」で撮りたい!と思う事はiPhoneには無かったが・・・

初めに言っておきます。私はまだ1ヶ月のミラーレス一眼カメラ初心者です。

露出がどうだの、絞りがどうだ、このレンズの広角端のF値はいくつだの、みたいな事はあまりよくわかりません。

だって、今までiPhoneが自動でやってくれてたのですから。

それでも初心者なりに勉強しました。いくら安い動画機である「ZV-E10」にもモード切り替えがありますからね。

露出くらいはiPhoneでもその言葉は登場していましたが、F値について理解を深めたのは今回が初めてです。

おかげでiPhoneのポートレートモードでf値がイジれるのを初めて知りました。

そんな様々な設定をいじると撮れる写真に大きな違いがあるのがわかりました。

シャッタースピードを遅くすればより多くの光を取り入れ明るくなり、F値を変化させることによりこんなにもボケ感が変わるのか?といった具合に、それこそ昔のiPhoneのカメラで撮ったときのように写真を撮りまくったのです。

ある程度慣れてくると、こういう感じの絵を撮りたいと思うようになり、行った先々の場所によって、またシーンによって設定をいじりながら撮影することが楽しくて仕方ありません。

今までのiPhoneでは「とりあえずパシャ!」でしたが、ミラーレス一眼だと「よーし!ここはこういう画角で、この設定で!」みたいな感じで自分で写真を操作しているかのような感覚が楽しいんです。

同時購入したシューティンググリップが便利!
建築士makoto

当然ですが、iPhoneカメラでも各種設定をいじることは可能です。
しかし、その設定って自分でいじります?
だいたいの場所でシーンでiPhoneが勝手に最大限の写真を撮ってくれるのですから、いちいち設定をイジったりしません。
でも本当のカメラだとその設定をいじりたくなるんですよね。

iPhoneカメラにはない、4つの違い

何気ない撮影が絵になる

ミラーレス一眼で撮影するときは、「よーし!撮影するぞ!」って先程書きましたが、なにもそこまで身構えなくても、不意に撮影した写真もそれなりにいい感じに見えるんですよね。

ZV-E10 ISO100 F3.5
建築士makoto

APS-CセンサーのZV-E10の描写力はそんなにいいものではありません。ましてや今使っているキットレンズ(本体と同時購入のレンズ)ではそこまで高い描写力なんて期待できません。
でも、iPhoneとは違います。なんとなく違う。
画素数の違いもあるのかもしれませんが、雰囲気があるんですよね。SONYの絵作りが自然なのも好印象です。

ホンモノのボケ感とはこういうもの

iPhoneのポートレートモード使ってますか?

背景がいい感じにボケて、雰囲気のある写真を撮影できるモードです。

私も「おお!すげー」って言いながら、ここぞという時の物撮りに使用していたのですが、ミラーレス一眼の写真と見比べた時に感じたのはその「違和感」。

iPhone12ProMax ポートレートモード F2.2

改めて見ると、なんか偽物感が半端ない。被写体はダイソー製Bluetoothスピーカーですが、この物体のなかでもボケているところがありながらも中央部分はくっきり。変ですよね?

iPhoneのポートレートモードで得るボケ感はデジタル処理されて創られたボケ感です。それはそれですごいことなんでしょうが、やっぱり偽物。

ミラーレス一眼カメラで撮影した写真にあるボケ感は、レンズから得られる本物のボケ感。

そりゃ違いますよ!今更ながらに、ね。

カメラを操作する喜び

iPhoneカメラでシャッターを切る時に鳴る、あの特徴的な「カシャ!」の音。

シャッター音を消せないのか?とかってよく言われますが、音が鳴るにしてもあの音はなんとなく味気ない。なんていうか儀式的な音というか、これも作られた音っていうか。

ところが、ZV-E10のシャッター音(メカシャッター)は、「写真撮ります!」って言う感じにさせてくれるいい音なのです。

無意味にシャッターを押したくなる「いい音」が、カメラを操作する喜びに繋がります。

やっぱり物理的なシャッターボタンのほうが「撮影してる感」があります

レンズを交換できる楽しさ

最近のiPhoneには複数のレンズが搭載されています。

広角(Appleは標準画角をこう呼んでいます)、超広角、望遠と3種類のレンズが搭載されているProシリーズは、私にとってものすごい「楽しさ」でした。

超広角レンズが搭載された初めてのiPhoneで撮影した写真にはかなり感動したものです。

でもね、交換できないんですよね、当たり前ですが。

レンズ交換式のカメラでの楽しさって、やはりこのレンズだとどう写るんだろうか?より遠くのものを撮りたいから超望遠レンズに交換しよう、なんてことも後からできることなのではないでしょうか?

同じ画角のレンズでも、こんなにも写りが違うのか?っていうのはザラだし、自分にとって最良のレンズはなにも超高級レンズだけではない、っていうのもレンズを交換したくなる物欲が湧いてきます。

これが「レンズ沼」と言われる怖いところなのでしょうけどね。

キットレンズは見た目がかっこよくない

ホンモノのカメラでその場を表現したくなる

今回はミラーレス一眼カメラを購入した、iPhoneカメラ信者の正直なレポートを書いてみました。

最新のiPhone14Proシリーズは、「iPhone14Proのカメラは半端ない!」みたいな記事やYou Tube動画が投稿されています。

ミラーレス一眼との違いを知り、そのホンモノのカメラの世界に一歩踏み入れた私が、iPhoneカメラに戻ることは当分ないでしょう。いくらiPhone14シリーズのカメラが半端ないと言っても、もう騙されません。

コンピテーショナルフォトという言葉がありますが、創られたキレイさとホンモノが持つキレイさはやはり別物です。

ZV-E10 キットレンズ ISO320 F4

正直言って動画機である「ZV-E10」でなく、10数万円したとしてもα6600などのちゃんとファインダーがある機種を購入しておけばよかったかな?と若干の後悔はあります。

α7シリーズなどの本当の意味でのホンモノにも興味が湧いてきました。

でも、しばらくは「ZV-E10」でレンズを交換しながら写真撮影を楽しんでみようと思います。

せっかくですから動画も撮ってみましょうかね?

建築士makoto

この記事の執筆時に、中古ですがSIGMAの単焦点レンズを購入しました。初めてのレンズ交換です。どんな写真が撮れるか楽しみですが、その様子はまた機会がありましたら記事にしようと思います。

これから家造りするなら!

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