日本で初めて発売されたiPhoneは「iPhone3GS」です。その発売日は2009年6月26日。ソフトバンクより80,640円(32GB)で発売されました。(16GBモデルもありました)
その当時は「おおお!iPhoneだぜ」って大騒ぎで購入したのを覚えています。
それから11年。
2020年11月13日に発売された、歴代iPhoneのなかでも最高のカメラ性能と言われるiPhone12ProMax。この最強デバイスで撮影できる写真はどのくらい進化したのかと思い、古い初代iPhoneと比較して見ることにしました(今さら何を? って? 興味ありません?)
引き出しの中にしまってあったiPhone3GSを引っ張り出し、電源を接続してみると「ピコっ」と音がなりました。(昔のiPhoneは充電コードを接続するとこのような音が鳴ります)
11年経ってもしっかりと起動してくれるなんて、やっぱりApple製品ですね。そこいらのAndroidスマホとは違います。
今回の目的である、カメラアプリも問題なく起動し、写真の比較検証ができそうです。
では、さっそく撮影してみた写真を比較検証してみましょう。
室内で普通に撮影した写真
普通に立って撮影した室内写真の比較です。
まずはiPhone3GSで撮影した写真(日中で蛍光灯の明かりもある室内で撮影)↓
まぁ、普通なんですけどね、この写真だけ見れば。でもよく見るとやっぱり全体的にぼやけています。細かい葉っぱもかすれてしまい、今どきのポートレートモードで撮影したかのような雰囲気になってしまっています。
続いてiPhone12ProMaxで撮影した写真(日中で蛍光灯の明かりもある室内で撮影)↓
もう、全然違います。「これ見なきゃよかった」ってくらいにiPhone3GSが可愛そうになります・・・
細かくシャープに写っているのはもちろんですが、iPhone12ProMaxでは全体的に明るく撮影できていますね。
アップで撮影した写真
次に物体に近づいて写真を撮影してみました。
まずはiPhone3GSで撮影した写真↓
葉っぱの細かい模様もしっかり見えますが、全体的にノイズが多く見えますね。後ろの背景も白飛びしてしまっている。
続いてiPhone12ProMaxで撮影した写真↓
すいません!これは反則です。
ポートレートモードで撮影していますので、もうアマチュアとプロの差っていうくらいの写真の違い。まぁその背景のボケ具合は抜きにしても、iPhone12ProMaxで撮影すると葉っぱのリアル感やツヤツヤした生の植物感が伝わってきますね。
屋外で普通に撮影した写真
晴れた日の屋外で撮影した写真を比較してみます。
まずはiPhone3GSで撮影した写真↓
地面の人工芝なんて真っ黒で何がなんだかわかりません。ベンチの木目もはっきりと見えません。
続いてiPhone12ProMaxで撮影した写真↓
「これです!撮影している私の目にはこういう風に見えているんです」っていうくらいに、しっかりと人工芝の色も出ている。ベンチの木目もよくわかりますね。
遠い風景を撮影した写真
旅行に行ったときなどに、風景を撮影しますよね。そんな感じで風景を撮影してみました。(若干曇りの日の15時くらいです)
まずはiPhone3GSで撮影した写真↓
まぁ、こんなもんですよ。若干雲が写っているだけでも十分に健闘していると言えるのでは?
続いてiPhone12ProMaxで撮影した写真↓
「あれ?違う日に撮影しましたか?」 っていうくらいに、まったく違う景色。雲の間から見える青空もちゃんと写っているし、雲のモクモク感もよく分かる写真です。
結果は分かっているけど、夜の風景を撮影してみました
どうせ、iPhone3GSで撮影しても真っ暗な写真しか撮れないでしょ? って分かりながらも撮影。
ほらね! 写るわけ無いじゃん! って分かってますよ。ノイズもひどいし使い物になりません。
で、iPhone12ProMaxで撮影してみたら、
iPhone12ProMaxだと、周囲が暗いと自動的にナイトモードで撮影してくれます。で、こんな写真が取れちゃうわけですよ。でも実際こんなに明るくないですけど・・・
当然ですが、iPhone12ProMaxのカメラ性能に脱帽です
11年の月日が経てば、iPhoneのカメラ性能がこんなに向上するのは当たり前のことですかね。
また10年後のiPhoneはどんなカメラになっているのか? そもそもカメラなんて概念がなくなっているのか? 今から楽しみですね(気が早い?)
さらにiPhone12ProMaxで撮影したキレイな写真も、アプリであっさりこんな風↓に加工できる時代です。そもそも写真が信用できなくなってっきた気がするのは私だけでしょうか?
この写真のように、「空」をいとも簡単に「別の空」に加工できるアプリはこちらから↓
コメント