住宅の省エネ性能説明義務化が始まりますよ

2021年から住宅の省エネ性能の説明が義務化されます。

どこに新築工事を依頼されても同じです。

今回はこの省エネ性能の説明義務化についてのお話です。

2021年4月から開始されます。

改正建築物省エネ法が2019年5月17日に公布されました。

来年の2021年4月から戸建住宅の省エネ基準の適否についての建築士からの説明が義務化されました。

つまり、新築住宅を建築する方は建築士より「あなたの新築住宅はこのくらいの省エネ性能ですよ」という説明を受け、自分の家の省エネ性能を把握してくださいね,ということです。

説明時に基準に適合していない建物であれば、建築士が改善策を提案することも義務化されています。またその時にお客様が基準に適合することを望めば、設計の見直しが必要になります。

ここから想像するに、その説明をした際に、基準に適合しない建物を望むお客様などは、そうそういないはずです。

建築士
建築士

お客様の家の性能はこちらでございます。

基準には満たしておりません。

お客様
お客様

えぇ!私の家はそんな性能なの?

建築士
建築士

はい。いかがなさいますか?性能を上げるには間取りの工夫や、断熱性能を上げるため断熱材をワンランク上げる必要がございます。

お客様
お客様

まぁ、いいやめんどくさいし。

とは、ならないでしょう。

ほとんどの方は、せめて基準を満たす性能を求めるはずです。

説明義務化が目指すもの

建築士や住宅会社としても、基準を満たしていない建物などを説明するくらいなら、初めから性能を満たす建物で設計してきます。だめなポイントをアピールしても仕方ないですからね。

また説明を希望しないお客様は、書面で表明しなければなりません。その場合は説明は免除されますが、お客様自ら説明不要を申し出ることなんてしないでしょう。

ゆえに、この義務化が目指すものは住宅の省エネ性能の向上を飛躍的に高めることにあります。

今まで見えなかった(見えていなかった)省エネ性能が、目に見える書面で具体的に説明されていくわけですから、住宅会社どうしでも競争が進むでしょうし、今までローコストに的を絞った会社では、安い性能の材料は使いづらくなります。

もしかしたら、今建築を依頼する会社でも、来年の今頃に建築する建物とでは性能がガラリと変わっているのかもしれません。

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あなたが滿足できる住まいを手に入れるために、私は記事を執筆します。私の経験が少しでも有効活用されましたら幸いです。

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