どこの家にもかならずあるインターホン(テレビドアホン)。昔はチャイムが鳴るだけだったものが、今や録画は当たり前で機種によっては外出先からもスマホで来客確認できるものまであります。
自分の環境や用途にあった使い勝手がいいものでないと、来客時に案外めんどくさいものです。
今回は様々なインターホンをご紹介します。
今どきのインターホンはどんな機能がある?
カメラがあるかないか
最近のインターホンの主流はカメラ付きのタイプ。玄関ドアを開けて直接来客の方と接しなくても、カメラ越しに相手の方を確認しながら用件を確認できます。自分には必要のない訪問販売の方との接触、不審者などをカメラ越しに確認できますから防犯対策にも有効です。
一方カメラがないタイプはそんな機能なんていらない、話だけできればいいという方には安価に設置できますからおすすめです。
録画機能があるかないか
カメラ付きタイプには録画できるものとできないタイプがあります。カメラがあるから録画は当たり前というわけではありません。
来客時にピンポーン!と押した瞬間を録画してくれますから、自分で操作する必要もなく(手動で録画もできます)大変便利です。不在時に誰がきたのか(誰がインターホンを押したのか)も容易に確認できます。
この来客の確認を目的にするのであれば、ある程度画面が大きいものがおすすめです。3インチクラスのタイプだと詳細な顔の確認までは難しい。
また、この録画したデーターを本体内にメモリーするタイプとSDカードなどの媒体に記録するタイプがあり、それぞれ録画できる枚数に制限があります。動画を撮影できるタイプもありますから、よりたくさんのデーターを保存したい方はSDカード挿入タイプを選びましょう。
ワイヤレスタイプ
親機とは別に子機があるタイプがおすすめです。子機側に画面までついていて親機と同様に、来客の方の確認を家中どこでも確認できるのは大変便利です。
ワイヤレスタイプであれば、親機は1階のリビングに設置した場合などで、就寝時に2階の寝室でも来客が確認できることになります。
普通の通話のみの子機と、画像で確認が可能な画面がついている子機がありますので、自分の用途や予算に合わせて選びましょう。
外出先でも確認できる
録画できるタイプであれば、帰宅時にだれか来客がありましたよってランプ点灯などでおしえてくれます。でもこれが外出先でも誰か家にきましたよって自分のスマホに通知してくれたら大変便利ではないでしょうか?スマホと接続することにより来客時の録画画像の確認できるタイプもあり、外出・不在が多い方には大変便利です。
最新おすすめ機種5選
Panasonic VL-SWD220K
Panasonicから発売されているワイヤレスモニターがついたインターホンです。
来客時の画像を8枚連続録画でき、コマ送り再生もできます(動画ではないということです)その録画は最大50件可能ですから、一般的な家庭であれば1週間くらいは留守にしても十分に過去の来客を確認できるのではないでしょうか。
パナソニック製の電話やFAXとつなげることができますので、より来客対応が便利です。
電源コード式(コンセントにさして動く)タイプですから、一般の方でも設置しやすいですね。
Panasonic VL-SGD10L
親機自体がワイヤレスですから、増設の子機は必要ないけど家中どこでも使えるようにワイヤレスタイプがほしい方におすすめです。
玄関部に取り付けるインターホン部分も電池式ですから、配線工事不要で誰でもかんたんに設置できます。
さらにこの機種、動画で来客対応ができます。またハンズフリー通話もできますから忙しいママにも大変便利ではないでしょうか?静止画録画は最大100件可能です。
欠点はちょっと画面が小さいこと。画面が2.7インチでOKかどうかで選択が分かれますよね。
アイホン JS-12
アイホンから発売されている、本体前面にボタンが少ない、すっきりしたデザインが特徴のインターホンです。
スピーカーのスリットも見えづらい本体底面に配置して、スッキリさにこだわりがありますよね。
ワイヤレスではありませんが、有線でモニター付き子機を増設することができます。呼び出しだけであればワイヤレス対応でき、専用の送信機と受信機を取り付けることが可能です。
デザインと機能が同じ、電源がコンセント接続タイプのKL-55と電源直結式のJS-12がありますので自分の設置環境にあわせて選びましょう。
GEREE ワイヤレスインターホン
これはいいですよ。特別な配線工事不要で外出先先でも映像と音声で来客対応が可能なわりには、比較的安価な金額なのが嬉しいです。
電池式(18650という規格の充電電池)ですが、最大3ヶ月以上電池は持ちますから頻繁な電池切れの心配も少ないのではないでしょうか?
配線工事はめんどくさい、今あるインターホンとは別に安価で外出先でも確認できる環境がほしい方にもってこいです。
ただし、画像などの送信にWi-Fi(2.4GHzのみ)が必要ですので注意してください。Wi-Fiが届きづらい玄関などでは、Wi-Fiの環境を整える(中継機を設置するとか)必要があります。
Panasonic VL-SWD505KF
Panasonicから発売されいるインターホンの中でも価格の高い機種になりますが、大変高機能です。
モニター付きの子機、スマートフォンで外出先から来客を確認できる機能もあり、さらには別売ですが専用みまもりリモコンを購入すれば、外出先でもリモコンをもった家族の帰宅(子供が帰ってきたとか、年配の方の帰宅や外出など)が確認できます。
本体内に100件の録画ができますが、別売のSDカードを使用すればその記録容量も最大3000件まで対応できます。
またスマートフォンからモニター親機に1件あたり1分間のビデオメッセージを残すことができます。外出先でも帰ってきた子供の伝えたいことが容易に対応可能です。
ドアセンサー、火災報知器、ワイヤレスカメラ、Panasonic製の電話やFAXとの接続も可能で(全て別売)、拡張性に富んでいる万能選手です。
どこまで機能が必要か
機能豊富な機種であれば、さまざまな状況に対応できますが、当然価格も高くなってしまいます。
また新築であれば住宅業者にはじめから依頼すればめんどくさい配線工事のことも考えなくていいですが、すでに住んでいる家のインターホンを変えたい方は電源直結式のタイプはちょっとめんどくさい。また配線状況によっては対応できないタイプ、工事が必要なタイプもありますから、十分に検討して選択してみてください。
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