- 一般的な材料を使っているけど、なぜか高級そうに見える家
- 隣同士で同じような建物の大きさなんだけど、なぜかお金持ちっぽく見える家
- 駐車場(庭)を整備したら、急に高級そうな家になった
こういう家を見たことありませんか?
誰だって自分の家が「あの家安っぽい・・・」って思われたくないですよね。
「あの家高そうだよね?」「きっとお金持ちの家よ」って思われれば、マイホームの満足度も格段に向上します。
実は「お金持ちの家に見える外観」って特徴が決まっています。そして決して高級建材を使わなくてもお金持ちっぽく見せることはできるんです。
今回はそんな「お金持ちの家に見える外観の整え方」を解説します。限られた予算でも可能な限り高級そうに見せたい方には必見ですよ。
お金持ちの家に見える家の外観 その①
この2つの家の外観を見てみてください。
どうですか?Aの家のほうがなんか高級そうに見えませんか?
当然、同じ間取りの建物です。
違うのは「道路から直接玄関が見えるか見えないか?の違い」だけです。
外観上、直接玄関が見えないと、入り口までの距離感がなくなり自然と奥行き感のある家に感じます。
また「玄関」という生活感を感じる要素がなくなり、高級そうな外観に見えるんですね。
建物で玄関前に壁を造るのが難しくても、エクステリアアイテムで玄関を目隠しすることもできます。
お金持ちの家に見える家の外観 その②
先ほどと同じ建物ですが、程よくあった「グリーン」がありません。
なんか殺風景で、貧素に見えます。
せっかくの黒塗りの高級セダンや高そうなロードバイクも虚しく感じます。
グリーンアイテムも大切ですが、敷地の広さに対してモノが少なすぎて「スカスカ感」が強くなり全体的に貧素に見えるんです。
何事もバランスが大事です。
ギュウギュウにしてもいけませんが、グリーンや塀など程よいアイテムを配置し空間を埋めることに注意してください。
お金持ちに見える家の外観 その③
今度はこちらの家を御覧ください。
「グリーンがあるかないか?」の違いではありません。
道路から建物までの駐車場の奥行きの違いです。
Cの方は車が停められるカツカツの駐車場ですが、Dの方は車+αの奥行きがあります。どうみてもCのほうが安っぽく見えますよね。
グリーンも大切ですが、敷地内に程よい「間」があることによりゆとりを感じさせ、必然的に安っぽく見えなくなります。
敷地の制限もありますが、可能な限りプラスαの空間を設けることが貧素に見えないポイントです。
奥行きに余裕がない場合は、駐車場の一部にグリーンエリアを設け、視線を建物から逸らすことにより視覚的な距離感が生まれます。
まとめ
いかがでしたか?
高級な材料を使わなくても、空間の造り方次第で安っぽくにも高級そうにも見えるのがおわかりいただけましたでしょうか?
この記事のポイントをおさらいすると、
- 道路から玄関が直接見えないような配置にする
- 敷地の大きさにあわせバランス良く部材を配置する
- 駐車場には「間」を設ける
- 程よいグリーンや塀などを配置し、視線上にワンクッション設ける
ローコストな予算でもこれらのポイントをおさえて、ぜひ「お金持ちの家だぞ、これは」って思われる外観を目指してみてください。
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