ホルムアルデヒド対策 ハイクリンボードを室内下地に使おう! 壁も天井もですよ。

またまた地味な住宅建材をご紹介します。

住宅の内側の壁の下地には、だいたい石膏ボードを使用します。

この下地材に仕上げ材であるクロスや板張りを施工して仕上げるわけですが、この下地の石膏ボードにも種類があるのって知ってますでしょうか?

石膏ボードなんてどれも一緒でしょ?って思っている方にこそ知ってもらいたい部材があります。

石膏ボードは厚さもさまざま、耐水仕様などのものもありますが、今回はホルムアルデヒド対策の ハイクリンボードをご紹介します。

ハイクリンボードの機能

この石膏ボードはホルムアルデヒドを吸収分解してくれます。ホルムアルデヒドは有害物質であり、シックハウス症候群の原因でもあります。

目や鼻に刺激がありせきやくしゃみ、最悪の場合は呼吸困難になったりします。

この有害物質を吸収分解し、クリーンな室内にしてくれるというすぐれものです。

また吸収したものは無害な物質と水に分解され、再放出されることはありません

ホルムアルデヒドとは

そもそもホルムアルデヒドとは、接着剤などにふくまれている化学物質であり、室内汚染原因の一つです。

確か2004年頃に建築基準法が改正され、これらの物質の建築現場においての使用制限ができました。

それから建材商品などにはF☆☆☆☆などの表示がされ、その部材に含まれている物質の量によりランク分けされてています。

星が4つで最高等級です。ランクの低い建材はその建物内での使用制限があり、F☆☆☆☆の製品には使用制限がありません。

ですが、ホルムアルデヒドが含まれているのは住宅建材だけではありません。家具・カーテン・衣類・殺虫剤など様々なものに含まれています。

昔の新築住宅は、完成直後に家に入るとツーンとした刺激がありました。

建築基準法が改正され、F☆☆☆☆ランクの建材が使用されるとこのツーンとした刺激はなくなりましたが、それでも家具などをいれた新築で、気温が高い日などではまだツーンとした刺激を感じることがあります。これは温度が高くなるとよりその物質が発散されるからです。

ハイクリンボードの効果

このハイクリーンボードを使用した建物では、家具・カーテンを設置したあと、引越し前の真夏の気温が高いときで締め切った状態でもツーンとした刺激はほとんど感じません。このことからもその機能がちゃんと発揮されいるのがわかります。

このハイクリンボードは表面がピンク色をしています。

普通の石膏ボードは薄い黄色です。見た目ですぐに分かりますので気になった方はチェックしてみてください。

クロスなどを張ったあとでは確認できませんので、仕上げ材を張る前に見てみてください。

最近はこのハイクリンボードを標準仕様とする住宅会社も多くあります

すごく地味な商品ですのであまりアピールしていない会社もあるようですが、その効果は確かにありますので、新築住宅を依頼される会社に、ハイクリンボードですか?と聞いて見ることをおすすめします。

ちなみに普通の石膏ボードに比べ、ちょっとだけ金額は高いです。でも家一軒にしてみれば微々たる金額ですので、その費用対効果は間違いなくあります。

 

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