コロナ禍で住宅を購入

コロナ禍の時代に住宅購入を考えている方へ。

世界的な感染拡大で、日本も感染拡大防止に対する自粛などを強いられています。
またコロナ感染によって残念ながら亡くなられた方を思うと無念でなりません。

感染拡大防止に伴い経済は悪化し、誰しもが出費を抑える時代に突入してしまいました。
家の購入なんて本当に大丈夫だろうか?と考えてしまいますよね。

そんなときに家の購入を考えている方にちょっとだけでも頭の片隅に置いておいてもらいたいことを記事にします。

家はほしい。でもなるべく出費は抑えたい

ほとんどの住宅会社のお客様も、以前に比べてコストを抑える傾向にあるようです。

まぁ当然ですよね。

飲食業や観光業のお仕事をされている方は本当に収入が減ってしまっていると思いますから、いろいろなやりくりに苦労されていると思います。

この今現在影響を受けている業種の次に、我々のような住宅業界も影響が出てくるでしょう。
家をつくること、車を買うこと、高級品を買うことなど、いわゆる贅沢品のコストの掛かる事は、延期もしくは中止する候補の一つですからね。
よって今影響が出ている業種の方と同様に、そう遠からず私も同じような状態になるでしょう。

そうすると今現在は影響があまりない方でも少しづつ影響が出て、さらに経済は悪化していくのでしょうか。

そのような状態でもいろいろな理由で住宅の購入を検討されている方は、ちょっとでもコストを抑えたいと思っているはずです。ゆえに私の周りでもローコスト住宅が増えています。

ですが、このローコストの風潮に対する私の意見です。

家は一生の財産

住宅やその土地の不動産は、あなたの財産です。

子供にとっては幼い頃住んで、お父さんとお母さんと生活した思い出のつまった場所です。

いくら安い家(すいません。便宜上このように表現します)でも、古い家でも、住めば都という言葉がある通り、その人にとっては貴重な財産となるでしょう。

すべてのローコスト住宅を否定するつもりはありません。価格に見合ったいい性能のある住宅を販売しているローコスト会社もあります。

ですが、

コストを抑えることばかりに気を取られ、家の本来の性能を削ることはどうなんでしょうか?

すべてのローコスト住宅を否定するわけではありません。

見えないところでコスト削減

プロが見ればすぐわかります。
でも仕上がってしまえばそう簡単にはわかりません。

そういうローコスト住宅を購入するのはいかがなものでしょうか?

最近、さまざまな自然災害が発生しています。豪雨や地震、今の8月にいたっては連日の猛暑日。もう地球全体の気候が昔とはガラッと変わってきています。
またこれら自然災害はいつ来るかわからない。誰もいつ来るかどうなるか想定できない。
東日本大震災や熊本地震など、もう大多数の方の記憶から遠くなってきているように思います。

どれだけの悲しい出来事があったか。

もし、あれをやっていたら防げた悲劇もあったのかもしれない。これがあれば少しでもいい方向に繋がったかもしれない。

そりゃ、かっこいい家がほしいでしょう、誰しも。
でも、かっこいい家=強い家ではない。

かっこよさのコストを重視して、家本来の性能のコストを抑えてしまっては、もしまたあのような災害が来たときに、きっと悲しい出来事がニュースになってしまうに違いありません。

またコスト削減を家の基本性能に向けて考えるのは間違った判断です。

最近は構造見学会に来る人がめっきり少なくなりました

コロナ禍の今は、イベントそのものを自粛してますから、どこの会社でも見学会などは予約制としています。
そんな時に構造見学会なんてもう誰も行かないでしょう。見ないでしょう。
一般の方が構造材見たからと言って、会社の方の説明きいいても難しいことであまりわからないかもしれない。

それよりも、あれ?この家カッコいい!ちょっと見てみたいな?っていう方のほうが多いのはよくわかります。
InstagramやPinterestでかっこいい家を探すのもいいでしょう。

でも、表面上のかっこよさも重要ですが、その見えなくなる構造躯体こそが家の基本性能の一部なのはわすれてはいけない。
基本が悪ければ、いくらかっこいい服を着てもダメなのと同じです。
悲しい骨組みの住宅は、本当に悲惨な状態です。これはないだろう・・・って思うものも多数見受けられます。

建築基準法を満たしているから大丈夫、という事ではない。

一般の方は法律を満たしているから大丈夫な家だろうと思うかもしれませんが、建築基準法なんて最低限の仕様しか書いてありませんからね。そんな基準を満たしただけでは大災害に耐えられる訳がありません。
ですが審査は通ります。

信頼のできるプロに相談

地方の工務店であれば、長い経歴のある会社は大丈夫と判断してもいい、一つの判断基準かと思います。

地方で営業している工務店は、そう簡単に違う地域に業務エリアを変更できません。
人の噂ってすぐ広がります。それが地方であればなおさら。
ゆえに下手な事できないのです。それが長く同じ業種を営んでいるってことは間違った事はしていないということに繋がります(例外もあるでしょうが)

また、その住宅会社の施工現場を見てみてください。

構造躯体を見るのは当然ですが、現場のキレイさ、整理整頓されているか、しっかり安全管理されているか、来場者の管理はされているか、といったチェックをしてみてください。

一概には言えませんが、施工現場が汚い会社は少なくとも社員教育ができていません。
社員教育ができていない住宅会社が、どうして社員でもない現場の職人を教育できるのか?

きっと、できてません。

そんな現場で良い住宅が完成するわけはありません。
故に私の判断基準からすれば、現場が汚い住宅会社はいい家をつくる会社とは言えません。
で、いい会社が見つかったら、正直に言えばいいのです。

予算がありません。ですが私の家を造ってください、と。

お客様がいないところでは、きっと無理言いやがってと愚痴を言ってるでしょう。
でもその要望に応え、提案するのがいい住宅会社と建築士の仕事だと思います。

ちょっとあなたの要望が削られるかもしれません。でもそれが現実です。

一つの部品をつくるにしても、現場で作業する職人さんにしても、住宅会社の担当者にしてもボランティアで仕事しているわけではありません。給料が出ているのです。もらっているのです。

物事には正当な金額というのがあります。
しかし時々それ以上の減額を言って来る方がいます。

物事には限度というものがある

必要以上の減額を言われると、先程言ったとおり、見えないところでコストを削減します。

家でなくても同じですよね。百均なんてそうですよね。ぱっと見では普通の商品でもすぐ壊れてしまう。(もちろんその価格以上にいい商品もあります)
壊れた部品を見てみると、こんな状態で商品にしているのか!っていうものありますよね。
だから100円なんです。

今後、ますます経済は悪くなるでしょう。

そうすると新築の受注を取りたいばかりに、無理な減額をして契約を取り、利益を確保するために見えないところでコストカットする会社が増えないとも限らない。

いや、きっと増えるはずです(影響のないコストカットはいいですが)

もうこうなると悪循環でしかない。そうならないように祈るばかりです。

結論として

安さを求めるのはわかります。しかしそのモノの価値をしっかり見極めた上で金額を検討してください。

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あなたが滿足できる住まいを手に入れるために、私は記事を執筆します。私の経験が少しでも有効活用されましたら幸いです。

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