防災対策

災害対策はできていますか?感染拡大防止するためにも防災対策で今できることは?

昨年は全国各地で台風や豪雨による被害が多発しました。自然災害はいつ来るかわかりませんし、人間の力では対抗できないものばかりです。

備えあれば憂いなし

きっとこの記事を見てくれている方は、なにか自分の家の防災対策をしなければ!って思っている方ではないでしょうか?

この記事では、日用品から住宅の防災宅までふくめ、今からできることを、被災地での復旧作業にも携わった住宅建築士が解説します。

まずは防災グッズなどの日用品を準備

自然のチカラは、時には人間が太刀打ちできる範囲を超えた被害をもたらします。ましてや近年の地球温暖化に伴い、それこそ「想定外」の被害が異常気象として毎年繰り返されています。

まずは、想定外の被害が出た時のこと、現実に被災した時のことも考えておく必要があります。

防災グッズ

衛生用品から小道具、筆記用具など最低限必要なものや、あったら役に立つものを準備しておきましょう。いざという時にさっと持ち出せるように一つのバッグに入れておくのが重要です。

また家族が誰でも持ち出せるように、玄関におくとか廊下の収納内に置くというふうに家族内での取り決めをしておくといいですね。

こんな風に、必要最小限の日用品が一つのバッグにおさまったものがおすすめです。

トイレの対策も大切です。家は大丈夫でも水道が寸断されるかもしれません。
成人の男ならどうにかできるでしょうが、女性や子供、年配の方は難しいでしょう。

そのためにも、また衛生面でも下記のような凝固剤や簡易トイレがあればなんとかなります。

非常食

もしかしたら、交通が寸断され物資の供給が滞るかもしれません。近所のスーパーも被災して開店どころの状態ではなくなるかもしれません。

そんなときの為に最低限の非常食を備蓄しておくのも重要です。

これ、私も食べたことありますが、すげぇーうまいとかではないですが、決してまずいものではないです。

人間、水がなければ衰弱します。水があれば最低限のことができるかもしれない。
水の備蓄も重要です。我が家でも5本は必ず備蓄しています。

以上のよう物資を置き場を決めておくのを忘れないでください。家族の誰しもがさっと置き場がわかることが大切です。

お客様
お客様

まずい!非常食があったはずだけど、どこに置いたっけ?

おじいちゃん
おじいちゃん

はて?どこにあったかのう?

これでは、遅いのです。さっと取り出せる、家族の誰でも置き場がわかることが大切です。

玄関横のシューズクロークや納戸、階段下の物入れなどで、荷物が積み重ならない場所に置きましょう。

住宅の防災に対する備えを施しましょう

住宅に準備しておきたい防災対策として、下記の3つを解説します。

  • 強風対策(台風などに備えて)
  • 地震対策(巨大地震に備えて)
  • 停電対策(停電に備えて)

強風対策

台風状況の画像

台風が近づくと、私は仕事柄ぐっすり寝ることができません(誰でもそうかも知れませんけど)

現場は大丈夫だろうか?あの現場の外に置いてあった資材を縛ったっけ?と心配で心配で・・・
ついには強風が吹き荒れる中の夜中の11時頃に現場に確認に行ったことがあります(むやみに外出して被害に合わないとも限りませんから、良い子はまねしてはいけません!)

って、私のことはどうでもいいですが、強風と住宅という言葉で思いつくのは、まず窓(ガラス)ではないでしょうか?
自分の家の外に置いてあるものが強風で飛んでくるかもしれません。自分はしっかり対策してても近所の植木鉢が飛んでくるかもしれません。

そんなものが強風で飛んできたら、窓(ガラス)なんて一発で割れます。

窓ガラスに防災対策

シャッターや雨戸がある窓であれば、必ずシャッターを下ろす。当たり前ですよね。
でもシャッターなどがない窓に対して、去年はこんな風に養生テープで窓ガラスを補強しましょうというのが流行りましたね?

養生テープで補強した窓ガラス
養生テープはこのように米の字状に張りましょう

しかしここで重要なポイントはガラス自体が強くなるわけではないということです。

強風でガラスが割れる要素は、なにかものが飛んできて当たってガラスが割れるというのがほとんどです。ガラス自体が強風に耐えられなくて割れるというのはほとんどない。

よって窓ガラスに養生テープを張るということは、なにかものが飛んできてガラスが大きく飛散して部屋中にガラスが飛び散らいないようにする対策です。

また養生テープにはクロスタイプとフィルムタイプがあります。クロスタイプのほうが強風対策の為に窓ガラスに張るテープとして適しています。(基材がタテとヨコに交互に織ってあるタイプで、コシがあります)

同様な効果を期待するのであれば、厚手のカーテン(レースではダメです)をしっかり閉める、ブルーシートなどのシート状のものを窓に貼り付ける、なども有効な手段です。

台風のときのためではなく、他の目的も兼ねた対策をするのであれば、遮熱効果もある飛散防止フィルムを窓ガラスに張るのもいいでしょう。これであれば一年中そのままでよく、いちいち養生テープを張る・剥がすの作業がいりません。

これから新築を検討する方は、そもそもサッシを耐風圧強度の高いものにするのもいいかもしれません。(ガラスは同じです。サッシが強くなります)
おすすめは、三協アルミのアルジオというサッシです。これはビル用サッシ並みの耐風圧強度があるサッシです。またお手入れもしやすいようにサッシのレール部分にも工夫がされています。

予算がある方、もっとしっかり対策をしたい方は、後付シャッターや面格子を取り付けるのが一番です。

2階の窓などでシャッターがない窓は結構あるのではないでしょうか?(2階にシャッターを後付する場合、施工するのに足場などが必要になる場合があります。)

また普通のシャッターではなく、電動のタイプにすれば開閉も楽ちんです。(当然ですが停電時には電動では動きません)。スリットがあってちょっとだけ通風できるタイプもありますから、台風対策のためだけではなく取り付けてもいいかもしれませんね。

シャッターを付けたいけど、どこに頼めばいいのかわからない方は、サッシメーカーのLIXILのオンラインショッピングがおすすめです。メーカーのオンラインショッピングサイトですので安心です。


カーポートに防災対策

片持ちのカーポートであると、強風のときはかなり屋根が揺れます。

屋根が揺れているのを見ると大丈夫かぁ?って思うくらい揺れます。

一般的なカーポートであれば、メーカーのカタログに耐風圧強度、風速35mまでとか書いてありますが、なにしろ最近の台風は強力なものが多いです。

風速35mどころか、想定外の突風がふくときもあります。

片持ち屋根のカーポートであれば、サポート柱を取り付けるのをおすすめします。これは脱着式で取り付けもネジを緩めて棒を回すだけですので、だれでも脱着はできます。

しかし、既存のカーポートに取り付ける場合はプロに頼んだほうが無難です。

近所の工務店やホームセンターでも受け付けてくれます。面倒くさい方はリフォームマッチングサイトからリフォーム業者に依頼するのが手っ取り早いですね。

リフォームマッチングサイト(複数のリフォーム業者から見積が取れる)はホームプロがおすすめ。

なぜかというと、私の会社でもホームプロの施工業者として担当者と話をしたことがあり、しっかりと業者を選定しているのを知っているからです。(適当な業者はホームプロの中にはいません。しっかり審査された業者だけが加盟できます)

ホームプロ

屋根に防災対策

瓦が飛んでしまうのでは?雨樋が飛んでしまうのでは?

こういう心配がある方は、もうプロに頼んだほうが間違いないです。

私の仕事柄、屋根に上るのは日常茶飯事ですが、屋根の上って結構怖いですよ。しかもその上でなにか作業するなんて慣れていない方は絶対にやめたほうがいい。

濡れた瓦なんて、もう足が滑りまくります。何度怖い思いをしたことか・・・

無理を言いません。屋根の防災対策はプロに依頼してください。

地震対策

地震が起こった時に怖いのは、家具の転倒です。
倒れた家具の下敷きになる前に、転倒防止対策をしましょう。
タンスの上に専用の突っ張り棒を設置する、壁などに固定するなどが有効です。

ここで注意してもらいたいのが、壁でも天井でもその下地材は石膏ボードであるということ。

石膏ボードなんて、グーでパンチすれば簡単に割れます。ということは地震などの強力なチカラには対抗できないということです。

せっかく取り付けた突っ張り棒も石膏ボードに対して留めているだけでは、その効果も期待できません。石膏ボードのさらに奥にある木材のある場所に固定するのが重要です。

石膏ボードのさらに奥にある下地を探すには下記のようなものが便利です。

この道具の先端からは針がでてきます。石膏ボードは簡単に針が貫通しますが、木材などがあれば貫通しませんので、その貫通するかしないかで下地があるかどうか判別するものです。

この道具を使った時には、表面の壁紙クロスに針を指した小さい穴ができます。これが気になる方は下記のもので簡単にキレイに穴を塞ぐことができます。(色も多数ありますから壁紙にあった色を選んでください)

家具の転倒防止にはこういうものも有効ですね。

停電対策

太陽光発電システムがあれば、日中太陽光が出ているときに電気を使うことができます(限度はあります)しかし夜間など太陽が出ていないときでは発電してませんから電気は使えません。

家庭用蓄電池があれば、日中太陽光発電システムで発電した電力を蓄電池にためて夜間などに使うことはできます。しかし金額が高いためまだ実用的ではないのではないでしょうか?(ある程度容量のある蓄電池では100万円以上の金額です)

実際はもっと安くて、携帯性のあるバッテリーなどが実用的かと思います。

停電時にエアコンまで使いたい、などの要望はないはずです。それよりか携帯電話の充電やちょっとした家電を動かせさせすれば、緊急時であれば事足りるはずです。

こういった物で私がおすすめしたいのが、電動工具メーカーのマキタが販売しているバッテリーで動く工具類です。(私の仕事で実際に使用してますからね)

ひとつの充電バッテリーで様々な電気工具を動かせます。インパクトドライバーからはじまり扇風機やライトなんて当たり前で、いまはテレビや簡易冷蔵庫までバッテリーで動くものがラインアップされています。

最近はマキタの掃除機が好評のようですね。この充電式掃除機とライトとラジオなどがあれば防災対策として安心です。

あと、マキタのバッテリーに取り付けて、スマホなどを充電できるUSBポートが付いたものもあります。

まとめ

自然災害はいつ来るか、どんなものがくるのか正確には予測できません。

しかしある程度の対策はできるはずです。人任せにするのではなく、自分の身は自分で守るという気持ちでみんながいれば、避難所での三密も防ぐことができるのかもしれませんね。

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